壁紙のスタンダードクロス（量産クロス）とハイグレードクロス（1000番クロス）の違いは？費用相場やリフォーム事例とご紹介。

1.壁紙クロスの素材は大きく分けて3種類

"壁紙"という名前から、紙製だと思われる方も多いですが、現在の壁紙・クロスの代表的な素材としては下記の3つがあげられます。

　・　ビニールクロス
　・　紙製クロス
　・　織物クロス

その他に、「珪藻土壁紙」、「無機質壁紙」、「木質系壁紙」などもあります。

壁紙クロスとは「ビニールクロス」を指すことがほとんどです。

一般的に壁紙クロスとはビニールクロスのこと

欧米では紙製クロスが主流であったり、お部屋に高級感がほしい場合には織物クロスを選んだりと、選択肢としてはもちろんあります。しかし、紙製や織物製はその素材から扱いが難しく、ビニールクロスと比べると張り替え費用は高くなりがちです。

そのため、日本では比較的お手頃価格で張り替えができ、色やデザインも豊富なビニールクロスが選ばれることが多いです。

ビニールクロスとは

ビニールクロスは、塩化ビニール樹脂などを主な素材とするビニールシートに紙などを裏打ちしたものです。

表面加工の方法によっても分類することができ、例えば、表面に凸凹のあるエンボス加工や発泡させたもの、プリントを施したものなど多種多様。クロスにさまざまな機能を持たせている商品も多くみられます。

ビニールクロスが選ばれる理由

　・　比較的お手頃価格
　・　色やデザインが豊富
　・　防カビ、抗菌など様々な機能がある
　・　お手入れがしやすい

2.壁紙の「スタンダードクロス」と「ハイグレードクロス」とは？

壁紙クロスの商品をみていると、「量産品」、「1000番台」という言葉を目にすることがありませんか？リノコでは量産クロスを「スタンダードクロス」、1000番クロスのことを「ハイグレードクロス」と統一して呼んでいます。

この2つはビニールクロスの種類です。

スタンダードクロス（量産クロス）とは

スタンダードクロスとは、言葉の通りで大量生産されているベーシックな商品を指します。さまざまな住宅で使用されている一般的なクロスです。普及品クロスと呼ばれることもあります。

コストパフォーマンスに優れており、リーズナブルに張り替えをしたい場合にはこちらを選ばれることが多いです。

ハイグレードクロス（1000番クロス）とは

ハイグレードクロスとは、スタンダードクロスよりも色柄、質感のバリエーションが豊富で、より機能性に優れたクロスです。スタンダートクロスよりやや金額は上がります。

標準価格が1,000円/㎡程度の材料という意味でこう呼ばれています。

分譲マンションや一戸建ての住宅で選ばれることも多く、スタンダードクロスと使い分けて張り替えされる場合もあります。

3.スタンダートクロス（量産クロス）の費用相場・リフォーム事例

スタンダードクロスの料金表・費用相場

スタンダードクロス（量産クロス）の張り替えの場合、トイレなど1帖ほどの広さで、商品代や工事費など含めて総額39,800円～張り替えが可能です。
壁4面と天井を張り替えた場合の金額です。

※壁に目立った穴や破損がない場合は、追加料金不要、表示金額のみでクロスの張り替えができます。
※料金には商品代、標準的な工事費、諸費用すべてが含まれています。
※壁紙・クロスは下見調査後にじっくりお選びいただけます。

スタンダードクロスのリフォーム事例

※リフォーム費用は施工当時の価格です。現在とは異なる場合があります。

case.1

　築25年になる自宅の壁紙・クロス張り替えをして明るく清潔に｜岐阜県多治見市のお客様

コメント：築25年になるご自宅のリフォームをご依頼いただきました。リフォームをした箇所は、キッチン・ダイニングとリビングです。それぞれ天井と壁の壁紙・クロス張り替えをしました。天井はシンコールのSLP-808、壁はシンコールのSLP-839です。どちらも抗菌＋撥水の機能が付いており、日々のお手入れが簡単に。壁紙表面に付着した細菌の繁殖を抑制しつつ、表面の撥水コートが水汚れを弾き、吸収しにくく拭き取りやすくなっています。

case.2

　柄物から白系統の壁紙に張り替えて清潔感のある明るい空間｜神奈川県横浜市のお客様

コメント：ご自宅の洋室の壁紙・クロス張り替えをご依頼いただきました。お部屋の広さは約８帖です。お部屋の雰囲気が暗いと感じる場合は、壁紙・クロスに蓄積された汚れが原因となっている可能性があります。今回は、壁紙クロスを今までの柄物から一新、白地のものに張り替えることで清潔感のある明るい空間となります。

4.ハイグレードクロス（1000番クロス）の費用相場・リフォーム事例

ハイグレードクロスの料金表・費用相場

ハイグレードクロス（1000番クロス）の張り替えの場合、トイレなど1帖ほどの広さで、商品代や工事費など含めて総額47,800円～張り替えが可能です。
壁4面と天井を張り替えた場合の金額です。

※壁に目立った穴や破損がない場合は、追加料金不要、表示金額のみでクロスの張り替えができます。
※料金には商品代、標準的な工事費、諸費用すべてが含まれています。
※壁紙・クロスは下見調査後にじっくりお選びいただけます。

ハイグレードクロスのリフォーム事例

※リフォーム費用は施工当時の価格です。現在とは異なる場合があります。

case.1

　好きな壁紙・クロスを組み合わせてオリジナル空間｜東京都目黒区のお客様

コメント：ご自宅の壁紙・クロス張り替えのご依頼をいただきました。張り替えをした場所は、リビング・ダイニング、玄関・廊下、洋室です。それぞれのお部屋にお好みの壁紙・クロスをお選びになりました。アクセントクロスをご自宅の天井や壁に上手に取り入れることによって、さらにセンスアップしたお部屋が叶います。色彩豊かな大胆な柄は、非常に存在感があり、物が少ない空間やシンプルな家具とのコーディネートもよく合います。

case.2

　華やかで品のある花柄の壁紙・クロスでスタイリッシュなお部屋｜東京都世田谷区のお客様

コメント：お引越し先であるお部屋のリフォームをご依頼いただきました。約6帖あるお部屋の壁面のみ、壁紙・クロスの張り替えをしました。花柄の壁紙・クロスは、大胆にインパクトのあるものを選ぶ事で、スタイリッシュな印象に仕上がります。大柄が空間にアクセントとリズム感を生み出します。

5.まとめ：壁紙クロスは色や柄、機能性など種類が豊富！

クロスの素材は大きく3種類

　・　ビニールクロス
　・　紙製クロス
　・　織物クロス

一般的に、壁紙クロスとはビニールクロスを指す場合が多いです。

量産品、1000番台とはビニールクロスの種類

ビニールクロスには、スタンダードクロス（量産クロス）とハイグレードクロス（1000番クロス）の2種類があります。

スタンダードクロス（量産クロス）とは

大量生産されているベーシックなクロスで、リーズナブルな価格が魅力です。

リノコでは最低金額39,800円～張り替えリフォームが可能です。

ハイグレードクロス（1000番クロス）とは

スタンダードクロスよりもバリエーションが豊富で、より機能性に優れたクロスです。

リノコでは最低金額47,800円～張り替えリフォームが可能です。

まとめ

ここまで、スタンダードクロスとハイグレードクロスについてご紹介してきました。

クロスにそこまで拘らず、リーズナブルさを重視される場合は「スタンダードクロス」を、せっかくのリフォームですのでお気に入りのクロスで、お部屋の雰囲気にもこだわりたい場合には「ハイグレードクロス」を選ばれるといいのではないでしょうか。

お部屋の状態の劣化や、雰囲気を変えたいなどリフォームのタイミングは人それぞれです。お部屋の一面だけをアクセントクロスに張り替えるなど、壁紙クロスの張り替えといってもたくさんの選択ができて、イメージするだけでも楽しくなります。

リフォームをご検討される場合、是非一度リノコまでご相談ください！現地の下見調査から見積もりの作成まで無料で行っております。

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