リビングのリフォーム相場は？費用を抑えるコツや注意点も解説

1.リビングのリフォーム費用相場はいくら？

住宅の中でも、家族が集まって生活の中心になるのはリビングです。しかし、リビングは洗面所やトイレと異なり1日の中でも過ごす時間が多いため、壁紙やフローリングなどに不具合が起きやすい場所です。

これからリビングのリフォームを検討している方の中には、費用がどのくらいかかるのか不安に感じている方も多いのではないでしょうか。事前に相場や費用を抑えるコツを掴んでおけば、予算内で理想に近いリビングのリフォームが実現できます。

早速ですが、リビングのリフォーム費用の相場を紹介します。リフォーム費用は選ぶ素材やグレードなどによって変動しますが、15万円～200万円程度です。比較的小規模な工事でグレードの低い素材を選べば、50万円以下でも十分にリフォーム可能です。

一方で、大規模な工事でグレードが高い素材を選んだ場合、100万円以上の費用がかかることも少なくありません。この記事では価格帯別と工事内容別のリフォーム事例を解説するので、予算計画を立てる際に役立ててください。

さらにリフォーム費用を抑えるコツも併せて解説するので、予算内で理想に近いリビングのリフォームを目指しましょう。

2.【価格帯別】リビングのリフォーム事例

リビングのリフォームは、レイアウトやデザインなどの希望する条件が多いほど費用が高くなりやすいです。予算内でリビングをリフォームするためには、どのくらいの価格帯でどのようなリフォームができるかを確認しておくと良いでしょう。

それでは、最初にリビングのリフォーム事例を価格帯別に紹介します。

※リフォーム費用は施工当時の価格です。現在とは異なる場合があります。

50万円以下のリフォーム事例

最初に紹介するのは、リビングの壁紙を全面的に張り替えた事例です。

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　クロス張り替えをして明るくきれいなリビング｜神奈川県茅ヶ崎市のお客様

コメント：ご自宅のリビングのクロス張り替えをご依頼いただきました。お部屋の広さは、約15帖です。クロス張り替えの目安は、約10年と言われています。 10年に限らず、汚れと傷みが目立ち始めたら、新しいクロスに張り替えることをオススメいたします。 放置するほど下地にまで悪影響を及ぼし、補修工事をしなければならなくなってしまうからです。

次に紹介するのは、リビングの床・壁・天井を張り替えた事例です。

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　床と壁と天井をまとめてリフォーム！古いお部屋が新築のよう！｜神奈川県横須賀市のお客様

コメント：床と壁、天井の張替えのご依頼をいただきました。築築48年ということもあり、お部屋の壁はポスターなどの跡や日焼けで古びた印象でした。

床の張替えは「サンゲツ：フロアタイルWD-301」に決めていらっしゃいました。このフロアタイルは、R目地仕上げという、タイルの端部に圧力をかけて押える目地加工を施しており、タイルの縁まで木目の意匠性が保たれ、比較的温かみのある印象を与えるのが特長です。無垢のフローリングのような厚みのある美しい目地表現が魅力の、ヨーロッパの正統を思わせる落ち着いた品格あるフロアタイルです。

一方、壁紙は品番にはこだわらず、白のベーシックなもので防カビ、抗アレルゲンのタイプをご希望でしたので、条件の合う複数のメーカーのクロスをご紹介させていただきました。その中でお客様が選ばれたのは「シンコール：SLP-184」でした。SLプラスシリーズは全点防カビ、シックハウス対策品で、さらにSLP-184は抗菌機能、撥水機能、表面強度に優れたクロスです。

50万円以上150万円以下のリフォーム事例

次に紹介するのは、リビングのフローリングをフロアタイルに張り替えた事例です。

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　ショールームで決めた高級感漂う石目調フロアタイルに張替え｜大阪府茨木市のお客様

コメント：今回は築20年の戸建てにお住まいのリビング、廊下の床の張替えのご依頼をいただきました。ショールームでお決めになられたサンゲツIS-342は目の細かい石目調が高級感を演出するフロアタイルです。「木目調フローリングからガラッと雰囲気が変わり今の家具にもばっちり雰囲気が合いました。ショールームに出向いて決めた甲斐がありました」とお喜びいただけました。

次に紹介するのは、リビングの畳をフローリングに張り替えた事例です。

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　お部屋の印象を明るく変えるクリーム色のフローリング｜山口県萩市のお客様

コメント：歳を重ねるごとに家にも危険が多くなってきます。特に床は昔は気にならなかった段差が少しあるだけでも、大変な事故にもつながる危険性があるので注意しなくてはなりません。今は国や市が高齢の方のために補助金を出したりとサポートがされていますので、ぜひご利用ください。

床は畳の傷みが目立つということで前々から交換を予定されていたそうですが、新調ではなくフローリングとなりました。採用されたのはウッドワン コンビットニューアドバンス101。高機能商品で、キャスターや車椅子にも対応していますので、傷がつきにくく、汚れにも強いという商品です。他にも抗菌防虫機能がありますので安心ですね。

3.【工事内容別】リビングのリフォーム事例

リビングのリフォーム費用は、工事内容によっても変動します。基本的には、工事の規模が大きくなるほどリフォーム費用は高くなりやすいです。そのため、壁紙やフローリングを張り替えてリビング全体を一新する場合は、高額になることを覚悟しておいたほうが良いでしょう。

それでは、リビングのリフォーム事例を工事内容別に紹介します。

※リフォーム費用は施工当時の価格です。現在とは異なる場合があります。

壁紙/クロスの張り替え

最初に紹介するのは、リビングの壁紙を張り替えた事例です。

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　壁紙・クロスを新しくすることで清潔感のある明るい空間｜愛知県西尾市のお客様

コメント：築30年になるご自宅の洋間の壁紙・クロス張り替えをしました。お部屋の広さは約10帖です。壁紙・クロスの汚れや臭いは、お部屋全体の雰囲気を悪くしてしまいます。お部屋を綺麗に片付けたのに雰囲気が暗いと感じる場合は、壁紙・クロスに蓄積された汚れが原因となっている可能性があります。壁紙・クロスの汚れや臭いは長年の生活で少しずつ蓄積されており、掃除を行っても完全に落とすことは困難でしょう。汚れていないと感じていても、それは見慣れているだけということも。壁紙・クロスを新しくすることで清潔感のある明るい空間となり、嫌な臭いも解消されるので気持ちよく生活を送ることができます。

フロアタイルへの張り替え

次に紹介するのは、リビングをフロアタイルに張り替えた事例です。

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　キズや傷みが目立つようになったご自宅の床をリフォーム｜東京都西東京市のお客様

コメント：築27年になるご自宅の床張り替えをご依頼いただきました。床は毎日歩きまわることによって常に酷使され劣化が進んでいます。一般的に張り替えのタイミングは、約10年程度と言われています。床のキズや傷みが目立ち始めたら、リフォームの検討をしましょう。

カーペットへの張り替え

次に紹介するのは、リビングのカーペットを同じ床材に張り替えた事例です。

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　汚れが目立ってきた敷きこみカーペットを張り替えて一新｜神奈川県横浜市のお客様

コメント：ご自宅のリビングの床張り替えをご依頼いただきました。お部屋の広さは約10帖で、敷きこみカーペットの張り替えをいたしました。お選びになったサンゲツのカーペットは、静電気の発生を低減し、汚れやほこりの付着を抑えてくれます。

4.リビングをリフォームする際の注意点

費用をかけてリフォームしても、実際に過ごしてみた後に「失敗したかもしれない…」と感じる人も少なくありません。失敗を防ぐためには、リフォーム前に注意点を確認しておくと良いでしょう。ここでは、リビングをリフォームする際の注意点を解説します。

統一性が乱れる可能性がある

最近では、各メーカーからさまざまなデザインの壁紙や床材が販売されています。壁紙や床材のカラーやデザインは、リフォーム後の空間をイメージして選ぶようにしましょう。なぜなら、デザイン性を重視し過ぎるとリビング全体の統一性が乱れる可能性があるからです。

壁紙や床材選びに迷った場合は、ショールームへ行くか、リフォーム業者に相談してみましょう。
リノコでもWEBや電話で壁紙や床材選びをサポートしております。リフォームでお悩みならリノコにお問い合わせください。

リノコのご相談・お問い合わせフォーム

工事期間をチェックしておく

リビングのリフォームをする前には、工事期間がどのくらいかかるかを業者に確認しておきましょう。工事内容によって異なりますが、リビングのリフォームには工事期間が1ヵ月程度かかることもあるからです。

フローリングの張り替えだけであれば、2日～4日程度で工事が完了します。大規模な工事になると、リビングを使用できない可能性もあります。その場合には仮住まいを準備する必要があるため、事前に工事期間を確認してリフォームに備えるようにしましょう。

業者ときちんと打ち合わせする

リビングに関わらず、リフォームする際には追加工事が発生する可能性があることを覚えておきましょう。例えばフローリングを張り替える場合、既存の床材を剥がすと土台部分に不具合が起きている可能性があります。

想定外の不具合が発覚すると補修工事が必要になるため、別途費用がかかります。追加工事が必要になった場合は予算をオーバーする可能性もあるため、事前に業者ときちんと打ち合わせしておくことが大切です。

5.リビングのリフォーム費用を抑えるコツ

選ぶ素材や工事内容によっては、リフォーム費用が高額になる可能性が十分にあります。できるだけ費用を抑えるためには、ランニングコストを考慮しておくと良いでしょう。

リビングのリフォームに使用する壁紙や床材の素材は、デザイン性や特殊加工の有無などでグレード分けされているケースがほとんどです。素材の価格は、基本的にグレードに応じて高くなります。

費用を抑えるためには、グレードを下げるのも手段のひとつです。しかし、安価な素材はメンテナンスのタイミングが早まり、その都度リフォームすればランニングコストがかかってしまいます。多少割高でも長く使用できる素材を選べば、ランニングコストのカットにつながります。

リビングのリフォームならリノコがおすすめ

リビングのリフォームをお考えなら、リフォーム実績が豊富なリノコにお任せください。リノコでは、経験豊富な相談員が費用や素材選びなどのお客さまのお悩みに最適な提案をさせていただきます。

リノコにご相談する際には、下記の問い合わせフォームをご利用ください。ご利用方法は、画面の案内に沿ってご相談内容や電話番号などを入力していただくとスムーズです。お電話でも対応しておりますので、リフォームのお悩みはぜひリノコにご相談ください。

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6.まとめ：予算内で理想的なリビングを作り上げよう

リビングのリフォーム費用は、15万円～200万円程度が相場です。価格帯は広いですが、リフォームする場所が狭くグレードが低い素材を選べば、15万円以下でも十分にリフォーム可能です。

また、リビングのリフォームを検討する際には空間全体をイメージして素材を選ぶことが大切です。具体的にイメージするのが難しい場合は、ショールームへ行ったり、リフォーム実績が豊富な業者に相談してアドバイスを受けましょう。