流行りのタンクレストイレでおしゃれなトイレを目指そう

トイレのリフォームを考えた時、最初に選ぶことになるのが便座の形でしょう。具体的にはタンクレストイレにするか、タンク式のトイレにするかです。最近のリフォームでは4台に1台はタンクレストイレともいわれており、かなり人気も高まってきていますが、導入するにはメリットもあればデメリットもあります。より生活スタイルにあったトイレを選ぶためにも、今回はこのタンクレストイレの特長を紹介していきます。

230views | 2016年12月21日更新

CONTENTS
  1. タンクレストイレって?
  2. タンクレストイレとタンク式トイレの違い
  3. タンクレストイレに付いている機能
  4. 国内の代表的なタンクレストイレを3シリーズご紹介
  5. まとめ

タンクレストイレって?

貯水タンクがないトイレ

タンクレストイレとは、その名前の通り洗浄水をためておくロータンクがついていないトイレのことです。便器の背面に付いている貯水タンクを取り除いており、TOTOが1993年に日本初のタンクレストイレ「ネオレスト」を発売しました。
従来のタンク式のトイレとは水の流し方の構造が異なる水道直結式で、水道水の水圧で流す仕組みになっており連続で流すことも可能です。またほとんどの製品が多機能洗浄や脱臭・消臭など多彩な機能を搭載しており、流す水の量も1回あたり3.3~5リットル前後の節水仕様となっています。

ネオレストトイレ スッキリとしているネオレストトイレ(TOTO)

その後TOTOが2012年におこなった調査「住宅設備と生活意識に関する実態調査」によると、築年数10年未満の戸建住宅の約1割に タンクレストイレが設置されているというデータが出ており、今後もタンクレストイレの普及が進んでいくものと考えられます。


タンクレストイレとタンク式トイレの違い

メリット・デメリットは?

メリットが多く感じられそうなタンクレスにももちろんデメリットが存在します。購入してから知らなかったと後悔する前に、迷っているかたはメリット・デメリットを確認しておきましょう。

タンクレストイレのメリット

1.デザイン性が高く空間がおしゃれになる

タンクのスペースがなくなることで、収納棚、オブジェクトなどを置くことができ、自由に使える空間が増えることで、トイレの個性を引き出すことが出来ます。
また、タンクレストイレの多くは流線型のフォルムでスタイリッシュなデザインとなっており、インテリア的な感覚で見てもおしゃれです。近年ではパナソニックがカラフルなタンクレストイレを発売しましたので、シーンに合わせてさらにデザインの幅は広がるでしょう。

アラウーノ10色展開 10執念記念の10色展開

2.空間が広く使える

やはり一番のメリットはこれでしょう。タンクレストイレはタンク式トイレに比べトイレ本体の奥行きが約10cmほど小さいので、圧迫感がなくなり、トイレ空間全体がすっきりと広く使えるようになります。
小さな差にも思えますが、狭いトイレ空間では10cm変わるだけでかなり広くなったように感じられます。トイレはゆったりと過ごしたい場所だけに、タンク付きトイレの狭い室内よりも落ち着いた時間を過ごせるのではないでしょうか。

3. タンクがないから掃除がしやすい

拭き掃除カンタン さっと拭くだけ

どんなにデザインに凝ったおしゃれなトイレでも、汚れていたらすべて台無しです。トイレにとって清潔感とは、おしゃれ以前に大事なものと言ってもいいでしょう。
タンクレストイレは、これまで面倒だったタンクと便器の隙間や、届きにくい便器の裏側などを簡単に拭けるようになったため、タンク付きトイレと比べて非常に掃除しやすく、清潔感を保ちやすいのが特徴です。


4.連続して洗浄が可能

タンクレスはタンク式と違い、水道直結型で水圧で流す仕組みなので水を貯める必要がなく、連続して洗浄することが可能です。一回流して次を待つ・・・というのがタンク式であったという方はこれで待ち時間が短くなります。

5.節水効果が高い

今までの昔のトイレは一回の洗浄に約13リットルもの水が使われていました。近年は各メーカーの技術も年々上がり、約3.3リットル~とおよそ半分以下の水量で流せるようになりました。年間になおすと10,000円を余裕で超える金額がお得になります。

タンクレストイレのデメリット

1.停電時に水を流せない

ほとんどのタンクレストイレは電気を使用してバルブを開閉し水を流すので、災害などで停電すると自動では水を流せなくなり、バケツに汲んだ水などで流すことになります。
ただしオプション部品をつけることで、停電時でも流せるようになるトイレもあります。

2.手洗いがついていない

今までタンク式にはほとんど手洗いがついていたので問題なかったのですが、タンクレスになったことで別途手洗いカウンターなど取り付ける必要が出てしまいます。パナソニックの「アラウーノV」など、手洗いが付いているものもありますが、タンクレストイレには基本的に手洗いは付いていませんので、ここは気をつけたいポイントです。

3.水圧が低いと設置できない場合がある

タンクレストイレの弱点として、水圧が低い場合は設置できない点があります。 しかし技術の進歩に伴いTOTOの「ネオレストシリーズ」などは、設置場所の水圧に関係なく設置することができ、今後もそういったトイレは増えていくものと思われます。

4.ウォシュレット部分のみの交換ができない

タンクレストイレはウォシュレットと便座が一体化したものです。ウォシュレットが故障した場合にそれだけ交換することはできないので、メーカーに修理を依頼することになります。 また構造上の仕様から、設置にあたり気をつけなければならないことがあります。


タンクレストイレ設置にあたっての注意点

1.手洗いの設置について

手洗い付トイレ 別途手洗いカウンターが必要に

前述にもあったとおり、タンクレストイレでは別に手洗い器を設ける必要があります。ただ、マンションやアパートなどでは配管工事ができない場合もあるので、事前に確認しておくことが大切です。


2.水圧について

水道の水圧で水を流すので、水圧が低いと設置できない場合があります。対応されているものも出ていますが、まだまだ水圧の問題は気をつける必要があるでしょう。設置しても、水圧が足りないと詰まりや一度に流れないなどの不具合が生じやすいので、こちらも事前に確認しておきましょう。


タンクレストイレに付いている機能

タンクレストイレの価格は搭載している機能によって大きく変わってくるので、家族が必要とする機能をしっかりそなえ、不要なものがついていない機種・タイプを選ぶのがおすすめです。人気のある機能をいくつか紹介しておきます。


● 瞬間暖房便座

人の入室をセンサーで感知して使う時だけ便座を瞬間的に暖める仕組みで、使用しない時の無駄な電力を節約してくれます。

● オート開閉

人の動きに合わせて便座のフタを開け閉めすることで、フタの閉め忘れを防いでくれます。

●オート洗浄

便座から立ち上がると自動で便器内の洗浄をしてくれます。消し忘れがなくなり、いつでもキレイをキープできます。

● フチなしの形状

フチがあることで汚れが溜まりやすいトイレが大半でしたが、フチがなくなったので掃除がしやすい形状になっているものです。サッと拭くだけですので掃除が大変楽になります。

● 汚れ防止

各メーカー共に独自の汚れにくい設計を取り入れています。例えばパナソニック社の「アラウーノSⅡ」では市販の台所用中性洗剤などを使い、水面に泡のクッションを作ることでトビハネによる汚れをおさえます。

また便座のフチに少し高さをつけることによって、便器の外に垂れ出るのもおさえます。TOTO社の「GG」では陶器の表面の凹凸をなくし、汚れの付着力を弱めることで理想的な自浄力を実現した「セフィオンテクト」や、便器に自動的にミストを吹き付けて汚れを付きにくく・落ちやすくする「プレミスト」などの機能が搭載されています。


国内の代表的なタンクレストイレを3シリーズご紹介

主なメーカー3社

国内でタンクレストイレを製造している主なメーカーはTOTO、リクシル、パナソニックの3社です。 ここではその三社の製造している代表的なシリーズをまとめてご紹介いたします。

■ リクシル:サティスシリーズ(G・Sタイプ)

サティスSタイプ サティスSタイプ

リクシルはタンクレストイレに力を入れているメーカーとして有名です。
サティスシリーズは、シンプルなデザインなので周りに合わせやすいデザイン性と、奥行き650mm(サティスSタイプの場合)という空間がひろびろ使えるコンパクトさが特徴です。

また節水機能にも優れており、Gタイプなら「大4L、小3.3L」という節水能力で、従来品に比べ二日間でお風呂一杯分以上の水を節約できます。 さらに、スマートフォンをリモコン代わりに、ウォシュレットの洗浄位置や水量の強弱を、お好みの設定にできるなど、トイレの中では珍しい機能も持ち合わせています


■ TOTO:ネオレストシリーズ

ネオレストDHタイプ ネオレストDHタイプ

TOTOのネオレストシリーズは、汚れや臭いを検知すると、洗浄、脱臭、除菌などで常に清潔なトイレを維持してくれる「きれいサイクル」が特徴です。

TOTO独自で開発したフチなし形状により、従来のフチありに比べて汚れが付きにくい上、お手入れをしやすくなりました。 また、大量の水を使うのではなく、効率的に水を流す「トルネード洗浄」で従来のトイレよりもはるかに節水可能です。
なお、やや大きな型がAHタイプ、それよりコンパクトな型がRH、DHタイプと分別されていますが、機能的にはほぼ違いはありません。


■ パナソニック:アラウーノシリーズ

アラウーノS2 アラウーノS2

パナソニックのアラウーノシリーズは、「流すたびに掃除してくれる」というコンセプトのタンクレストイレです。

直径5mmのミリバブルで大きな汚れを除去したのち、直径60μmのマイクロバブルで小さな汚れを除去する「激落ちバブル」によるダブル洗浄機能が強みです。 泡のクッションでとびはね汚れを防ぐ「ハネガード」も男性には嬉しい機能です。泡を発生させる洗剤は市販の台所洗剤が使用でき、三ヶ月に一度入れるだけで長く使用できます。
また、便器の素材は陶器ではなく、パナソニック独自の「有機ガラス系新素材」という水アカを寄せ付けない素材でできているのも魅力です。



まとめ

タンクレストイレはスタイリッシュなフォルムを備え、空間が広く使えるため、おしゃれなトイレ空間を作るにはおすすめしたいトイレ便器です。
これまで「タンクレストイレはおしゃれだけど、タンクを外した分デメリットが多いのではないか?」と感じられていた方が多いと思いますが、停電でも水を流せる機能や、 水圧の影響を受けないタンクレストイレが登場しており、そのデメリットも小さいものになってきています。

今後トイレのリフォームをする際は、タンクレストイレに交換しておしゃれなトイレ空間を目指してみてはいかがでしょう。

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