ユニットバスは大きく分けて「戸建て用」と「マンション用」の2つのタイプに分類されています。これらは文字通り戸建てに住んでいる人向けのユニットバス、マンションに住んでいる人向けのユニットバスという意味の分類なのですが、具体的にどういった理由で戸建て用、マンション用と分けられているのでしょうか。また、それぞれに性質や価格面での違いはあるのでしょうか。掘り下げた説明をご紹介いたします。
広いスペースを設けやすい戸建ての浴室と、立地の性質上、省スペースにならせざるを得ないマンションの浴室とでは、当然浴室の形状が異なってしまうことが多いため、それぞれに適した形状のユニットバスが用意されています。
戸建てタイプは広めの浴槽サイズが豊富です
マンションは洗い場側が広めの細長い形状が中心に揃っています
マンションの特質上、1418といった、奥行きの長い、長方形サイズの浴室が目立ちます。
戸建てと比べて全体的にコンパクトな印象はあるものの、浴槽スペースより洗い場スペースがその分お掃除の手間も省けるため、入浴の機会が多いご家庭には適していると言えるでしょう。
パナソニックの「FZ」
同メーカーの同じ名前のユニットバスでも、戸建てタイプのものとマンションタイプでは、戸建てタイプの方が安く、マンション側のタイプの方が高い傾向があります。値段の差は各メーカーのユニットバスによって違うものの、差が小さいものではおよそ1%、大きいものでもおよそ5%ほどとなっています。
ただし、ユニットバスによってはパナソニックの「FZ」のように、戸建てタイプもマンションタイプも同じ価格のものもあるので、あくまで参考程度に考えておきましょう。
安価だとラッキー、高価だとちょっと残念…?
先述の通り、同じメーカーの同じユニットバスでも、戸建て用の方が費用が安くマンション用の方が費用が高いということであれば、性能的にはどうなのでしょう、やはり安価な戸建て用の方が性能が劣っていて、高価なマンション用の方が秀でているということになるのでしょうか?
結論から申しますと、どちらも性能的に違いはありません。費用が安いからといって、性能が劣ったりするというわけではありませんので、ご安心ください。
鉄骨(左)と鉄筋(右)
例えば、鉄骨や鉄筋の戸建ての場合。鉄骨や鉄筋の戸建ては、寸尺モジュールが木造製の戸建てとは異なることも少なくはありません。そのような戸建ての場合、設置するのは戸建て用ではなく、マンション用のユニットバスを設置することがあります。
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