トイレの壁紙・クロスの選び方

家を建てる時やリフォームを考える際にリビングや寝室はイメージしやすくても、トイレの壁はどう決めたらいいか悩んでしまう人は多いのではないでしょうか。トイレも家族が毎日使う空間ですので、しっかり決めたいですよね。使用するクロスの選び方次第では掃除が楽になり、落ち着きのある空間を演出できるなどといった効果が期待できます。快適なトイレにするため、クロスの選び方や、知っておいた方が良い知恵を学んでいきましょう。

46102views | 2016年11月29日更新

CONTENTS
  1. クロスで変わるトイレの印象
  2. 素材の使い分けでパンチを効かせる
  3. ペイントで差をつける!
  4. 常に快適に保ちたい!掃除方法のコツ
  5. 選択肢は様々!工夫一つで快適な空間を
  6. リノコでリフォームされたトイレのクロス事例

クロスで変わるトイレの印象

機能性から選ぶ

代表的な機能として、防カビ、吸放湿、耐久性など 代表的な機能として、防カビ、吸放湿、耐久性など

どの部屋にもいえることですが、トイレもどんなクロスを使うかで印象が大きく変わります。明るく見せたり落ち着きのある空間にしたりするのもクロス次第で自由に変えることができます。その前に、トイレの場合は機能性を重視して考えるのもおすすめの選び方です。

においや水はねなどの汚れが抑えられれば、掃除の回数や時間も少なくなります。トイレのにおいを軽減する消臭機能のあるクロスや、防水タイプのクロスを選ぶことで掃除の回数を減らすことが可能です。また、湿気が気になる場合には防カビ対応のクロスを使うことで快適になります。トイレのクロス選びは、まずこうした機能性があるかどうかを確認しましょう。

色・柄から選ぶ

落ち着いた空間にしたいなら淡い色か柄の入ったものがベスト 落ち着いた空間にしたいなら淡い色か柄の入ったものがベスト

トイレは生活感を大切にしたい場所なので、真っ白なクロスを選びたくなってしまう人も多いようですが、これはあまりおすすめできません。白は確かに清潔感のある色ですが、尿の飛び散りがあった場合、汚れが非常に目立てってしまうからです。また、白は広く見せる効果もあると同時に緊張感を与える色でもあります。トイレは狭い場所なので、真っ白な壁はかえって落ち着かない空間になってしまいます。トイレを落ち着いた空間にするには、淡い色合いのものか柄の入ったクロスを選びましょう。

色は、便器や手洗いの色に合わせて選ぶと上品で統一感のあるものにまとまります。例えば、便器がブルーなら淡いブルーを、淡いピンクの便器にはそれに近い色を選ぶときれいにそろいます。柄の入ったクロスにしたい時には、大柄のものよりも細かい柄にすると圧迫感がありません。色もメリハリのあるものより、淡い明るい色調のものがおすすめです。

また、個性的なトイレにしたい場合はクロスを貼り分ける方法もあります。壁に並行に設置するボーダーを選んで、上部と下部で違うクロスを貼る方法です。下部は暗い色調にし、上部は明るめにするとバランスよくできます。また、腰壁を設けて上部だけクロスにすると高級感のあるトイレになります。

素材の使い分けでパンチを効かせる

質感で個性的な空間を演出

クロスといっても、色や柄だけでなく素材や質感もさまざまなものがあります。クロスの素材には塩化ビニール系のものや紙製素材のほか和紙製素材などが多く見られる以外に、木目調や石目調に織り柄調といった質感のものも出ています。

トイレという性質上、耐水性や防汚性の高いものを考えると塩化ビニール製のクロスを選ぶことは多くなりがちですが、質感の組み合わせや使い方次第ではさらに個性的で表情豊かな空間演出も可能なのです。淡い色のクロスを選べば無難で落ち着いた雰囲気にまとめることはできますが、少し工夫が欲しい場合には質感を生かした選び方でトイレをどんな空間にするか考えてみましょう。

例えば、質感の異なるクロスを貼り分けするという方法もあります。淡い色調のクロスに物足りなさを感じたら、全体を織り柄調のものにして1カ所だけ石目調のものを貼ってアクセントにしたり、木目調を効果的に使ったりするとメリハリが出ます。質感を変えるだけでなく、色もそこだけ変えてみるのもおすすめです。その場合は同系色で抑えれば統一感が出て上品にまとまります。木目調を入れる場合はブラウン系でまとめるとシックになり、クリーム系だと柔らかい印象が出せます。

クロス以外の素材も盛り込んでパンチの効いたものに

個性的な空間にするならパンチの効いたクロスが効果的です 個性的な空間にするならパンチの効いたクロスが効果的です

また、クロスだけでまとめず、クロス以外の素材を盛り込んで使用するとパンチの効いたものになります。先に紹介した腰壁もその一つですが、腰壁以外にもさまざまな素材を取り入れることでトイレという狭い空間にも違った表情が表れます。まず、床に違う素材を使ってみましょう。よく見られるのがタイルを貼るという方法です。タイルの場合は大きめのものにすると掃除も簡単になります。費用が取れる場合には石を敷くと高級感のあるトイレになります。

また、クッション性を求めたい場合はカーペットもおすすめです。その場合は撥水性の高いものや防臭タイプを選びましょう。床だけでなく、壁の一部を木素材にしたり、鏡面にしたりするのもおしゃれな空間を作ることができます。木や鏡面は床に並行に使用してもいいですし、垂直に貼ってアクセントとして使うとインパクトがあります。

トイレは家族だけでなく家を訪れるお客様も使うものです。清潔感があることや落ち着いて使えることは空間作りの大切な要素ですが、家全体を淡い空間でまとめた時にどこかにインパクトを求めたい、パンチを効かせたいという場合は、トイレにこだわるのもおすすめです。クロスだけでなく、こうした異素材との組み合わせで個性的な空間を作ってみましょう。

ペイントで差をつける!

遊び心のある空間へ

トイレは毎日使うものですが、リビングなどほかの部屋と違って滞在する時間が短い場所です。1日の中で少しの時間だけ使う部屋として、遊び心のある空間にするのも楽しみ方のひとつです。既成のクロスもさまざまな色や柄がそろっていますが、さらに個性的にしたいならペイントをするという方法もあります。

クロスや壁に使える専用のペンキやペンなども種類豊富に出ているので、それを使用してイラストや模様をワンポイントで入れるものは初心者でも比較的挑戦しやすいものです。お子さんと楽しみながら描く人という人もいます。ベースになるクロスを選んで、家族のこだわりのフレーズやイラストなどを入れてみましょう。例えば、淡いグリーンやブルーの壁には木の葉や花をシルエットで小さめにアクセントで入れるのもシンプルで個性的なものになります。小鳥が飛んでいるような風景をさりげなく入れるのもいいでしょう。全体的に入れるというより、1カ所か2カ所程度にポイントとして入れるとすっきり仕上がります。

ペイントの際に使うと便利な道具

ペイントのはみ出しを防ぐマスキングテープ ペイントのはみ出しを防ぐマスキングテープ

市販されているローラーの中には、模様が簡単にできるものなどもありますので、部分的に使うなどして手軽にペイントすることができます。ペンキやペンの色は、淡いクロスなら同系色の濃い色のものを、暗めのクロスなら同系色の淡い色のものにするとまとまりやすくなります。

また、本格的にDIYを楽しんでいる人なら大がかりなペイントを施すのもいいでしょう。その場合は、マスキングテープを貼ったりコンセントを外したりと下準備は入念にすることをおすすめします。準備を丁寧にすることは仕上がりも左右するので、事前にどんなものにするか、それに必要な道具は何かを吟味してそろえてから始めましょう。手間はかかりますが、時間に余裕のある時やトイレにオリジナル感を出したいという場合には挑戦してみるのもおすすめです。

常に快適に保ちたい!掃除方法のコツ

快適を保つためにクロスのことを知る

天井や床も同様ですが、壁は家の中でかなりの割合を占めるものです。それだけ壁材は慎重に選びたいということですが、それだけではありません。使う場所によって用途に適した機能性のある素材を選んだら、できるだけ快適に保つことも求められます。毎日のちょっとした使い方次第で掃除が楽になったり貼り替えの頻度を減らしたりすることはいくらでもできるのです。クロスをいつもきれいで快適に保つためにはまずクロスの弱点を知り、美しさと機能を保つことを心がけましょう。

クロスのケア方法

クロスは紫外線に弱いものです。色あせするだけでなく、劣化の原因にもなります。カーテンやブラインドを使用して直射日光はできるだけ避けるようにしましょう。場所によってはブラインドもカーテンもつけないところもありますが、陽射しが気になる場合にはロールスクリーンやカフェカーテンなどを使用してできるだけ当たらない工夫が必要です。特に強い陽射しが当たるところには、UVカット機能のついたものを使用すると効果的に紫外線をカットできます。

多くの壁材は高温や熱風に弱いという性質があります。直接温風が当たったり高温になったりすると、部分的に変色する原因になります。また、素材によっては熱で伸縮することもあるので、そこから破れたりはがれたりすることも考えられます。暖房を使用する場合にはできるだけ壁から離すなどの配慮が必要です。特にストーブや温風ヒーターなどの暖房器具は、置き場所を十分工夫しましょう。

シールやテープなど粘着質のものを貼ることも、快適に壁材を保つ上ではおすすめできません。特に小さなお子さんのいる家庭ではシールを貼ってしまうということは多く見られますが、きれいに落とせなくなってしまうことはよくあります。汚れにくいものを選ぶのはもちろんですが、普段からテープやシールなど粘着性のものをつけない気遣いをし、見つけたらすぐにはがして落としておきましょう。壁材にもよりますが、時間が経過すると落ちにくくなってしまうこともあります。また、変色を起こしやすいので、殺虫剤や芳香剤、化粧品などの薬品を付着させないように注意しましょう。

クロスの天敵、湿気、煙、キズの対処方法

窓際などは特に結露してダメージを負いやすいため、こまめに気を配りましょう。 窓際などは特に結露してダメージを負いやすいため、こまめに気を配りましょう。

壁を快適できれいに保つには、適度な換気は特に心がけたいものです。換気や除湿は湿気で壁が剝がれやすくなることを防ぐためにも必要ですが、特に喫煙は壁材にとって大きなダメージになります。喫煙はできる限り専用の場所を設けて換気をこまめにするようにしましょう。喫煙による汚れのほかにも、結露も壁材の変色や劣化を早める要因となるため、湿気を取り除くことで壁材の劣化や汚れ、変色を抑えましょう。

ほかにも、家具を壁に密着させるのも壁材を傷める原因につながります。家具に使用されている塗料は壁材を変色させる成分を含んでいるものもあります。家具を設置する時には壁に密着させずに少し離しておくと変色を防げます。また、家具との接触によるキズや結露を防ぐ効果もあります。そして、汚してしまったらその場ですぐに汚れを落としておくことが大切です。目立った汚れはなくても適度に拭き掃除をし、年に1~2回はクリーニングや適度なメンテナンスをしてはがれなどを補修したり必要に応じて張り替えたりしましょう。

選択肢は様々!工夫一つで快適な空間を

工夫ひとつでお気に入りの空間へ

トイレのような狭い空間の壁でも、素材や色など選び方次第でいろいろな雰囲気が出せます。クロスを選ぶ場合でも、耐水性のあるものや脱臭効果のあるもの、抗菌タイプに汚れにくいものなど、さまざまな種類があります。機能性を重視しながら色や素材、質感などの組み合わせを考えるだけでも選択肢は実にさまざまです。

トイレは1日の中でも限られた時間しか使わない場所ということもあり、家を新築する場合にも後回しになってしまいがちですが、工夫一つでいくらでも快適で過ごしやすいお気に入りの空間に変身させることは可能です。

いろいろな施工パターン

新築する場合には、他の部屋で使用した素材の一部を使用してクロスと組み合わせるというのも面白い部屋になります。例えば、ほかの部屋で余った木を使用して壁の一部に貼ったり、余分になった腰壁をトイレに使ったりすることで節約しながらおしゃれなトイレが作れます。

リフォームの場合も床や天井、壁とトータルで合わせて考えたり、天井と壁だけセットで考えたりといろいろな施行パターンが考えられます。便器や手洗いを手ごろな価格帯のもので抑えた場合でも、壁を工夫することで個性的な空間にすることはいくらでもできるのです。家全体をトータルで考えた場合でも、トイレはちょっと冒険して楽しい場所として使うこともできます。

全体のバランスを考えて自分の家にあった空間へ

水廻りに適したクロスを使用するのが望ましいですが、こだわりによっては違う素材を使用したり部分的に機能性を持たせたりと、工夫次第でいろいろ可能性も広がるでしょう。もちろん、ドアとのトータルコーディネートも快適でおしゃれなトイレの条件の一つです。ドアの色調と壁の色合いを合わせたり、逆にまったく異なる色調にしたり、無難で落ち着いたものから個性的なものまでさまざまです。

色次第でも表情が変わるのもクロスの選び方のポイントになります。イエローやグリーンなど淡い色合いで落ち着いた空間になりますし、ブルー系は清潔感を、ブラウン系はシックな印象になります。クロスの色や素材、そしてそれぞれの組み合わせや施工法を自由に楽しみながら、清潔で快適なトイレ作りをするには実にさまざまな選択肢があります。毎日使う場所だからこそ、個性を生かしたり家全体とのバランスを考えたりしながら、トイレを自分の家に合った空間にしましょう。

リノコでリフォームされたトイレのクロス事例

これまでにリノコにトイレのクロス張替えのご依頼をいただいたお客様は、どのようなクロスをお選びいただいたのでしょうか。過去の案件からリフォーム後の写真をピックアップしてみました。

小さなポイントが散らばった柄と、うっすらイエローの入ったカラーで、やわらかみを感じる空間になりました。入室した瞬間に温かみが出迎えてくれるトイレになりました。

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清潔さを感じるホワイトで統一されたクロスですが、背面にだけ柄物のクロスを貼ってアクセントにしているのがポイントです。クロスの柄や質感以外の部分で空間演出を求める際にはアクセントクロスが非常に有効です。

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草花模様が入ったクロスです。表面に若干べベルが入っているため、ライティングの加減で、うっすらと見える陰影が高級感を与えれくれます。

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