エコキュートで電気代を安く!その選び方とお得になる使い方まとめ!

電気料金が高いと悩んでいませんか。給湯器をエコキュートに変えると、電気代をぐっと安くできるかもしれません。しかし、使い方によってはかえって電気代がかさんでしまったり、機械の寿命が短くなったりすることがあります。エコキュートを購入する場合の選び方や賢い使い方、見積もりの取り方などについて、詳しく見ていくことにしましょう。

2636views | 2018年04月13日更新

CONTENTS
  1. そもそもエコキュートってどんなもの?
  2. どのくらい電気代が安くなるの?
  3. エコキュートの種類と選び方について教えて!
  4. エコキュートのメリットとデメリットはどんなこと?
  5. 気になる価格はどのくらい?
  6. エコキュートを賢く使うために知っておきたいこと!
  7. まとめ

そもそもエコキュートってどんなもの?

IHクッキングヒーター IHクッキングヒーター

エコキュートは電気給湯器の1つです。エアコンにも使われている技術「ヒートポンプ」を使って熱を作るユニットと、お湯を貯める「貯水タンク」の2つの部分からなっています。

一般に、給湯器をエコキュートにして、ガスコンロをIHクッキングヒーターにすることを「オール電化」と呼びます。つまり、エコキュートはオール電化に欠かせないシステムなのです。エコキュートの特徴は、空気の熱を利用してお湯を沸かすところにあります。

エコキュートで電気料金が安くなる理由は、単価の安い深夜帯にお湯を作って貯めておけるからです。エコキュートがどのような仕組みでお湯を沸かしているかを知っておくと、間違った使い方をせずにすむので、簡単に説明しておきましょう。

「ヒートポンプユニット」では、CO2を冷媒(熱を運ぶ媒体)にして熱を作ります。室外機のファンが空気を取り込んで熱を取り出し、冷媒を温めます。それを増幅させて高温にし、お湯を沸かすのに利用しているのです。お湯に熱を伝えて冷えた冷媒は、再び空気の熱を取り込むために循環していきます。これがヒートポンプユニットの役割で、実際にお湯を貯めているのが「貯水タンク」です。貯水タンクの上部には沸かした熱いお湯が貯まり、下部には水が取り込まれます。お風呂で「追い炊き」をすると、お風呂のお湯は貯水タンクの熱をもらいに行くだけで、貯水タンクのお湯を足しているわけではありません。

一方、「足し湯」では、直接貯水タンクのお湯がお風呂に注がれます。ほとんど温度調整をしないで高温のまま足し湯することを、「高温足し湯」といいます。

どのくらい電気代が安くなるの?

エコキュートで電気料金を安くするためには、単価が安い時間にお湯を作ることが大前提です。そのため、オール電化にするときには、深夜帯に電気代が格安になる料金プランに切り替えるのが一般的です。

プラン 時間 料金(1kWあたり) 条件
スマートライフプラン 午前1時〜午前6時 17.46円 総容量1kVA以上の夜間蓄熱式機器(エコキュートなど)を使っていること
その他 25.33円
夜トクプラン8 午後11時〜午前7時 20.78円 -
昼間 32.14円

2018年時点で東京電力が提供している料金プランのうち、オール電化住宅向けの「スマートライフプラン」では、午前1時から午前6時までの時間は1kWあたり17.46円ですが、その他の時間は25.33円となっています。ただし、総容量1kVA以上の夜間蓄熱式機器(エコキュートなど)を使っていることが条件です。「夜トクプラン8」の場合は、午後11時から午前7時までが20.78円で、昼間は32.14円です。都市ガスでは1kWh当たりの約29円、プロパンガスは約50円程度なので、プロパンガスから切り替えると特にお得だということが分かりますね。では、エコキュートでお湯を沸かすと1カ月の電気料金はどのくらいになるでしょうか。

エコキュートの消費電力は製品によってさまざまですが、製品カタログによると、夏は0.950kWh程度、冬期では1.5kWh程度が一般的です。仮に1kWhとして夜間に3時間お湯を沸かしたとすると、スマートライフプランの場合、1kWh×3時間×17.46円=52.38円となり、30日エコキュートを動かすと、52.38円×30日=1,571.4円となる計算です。

エコキュートの種類と選び方について教えて!

フルオートタイプ給湯器 フルオートタイプ給湯器

エコキュートは、メーカーによって名称に違いはあるものの、大きく3つのタイプに分けられます。フルオートタイプ、オートタイプ、給湯タイプの3種類です。

このうち、給湯タイプは、単純に蛇口からお湯を出す機能のみを持ちます。一方、フルオートタイプとは、すべての機能を「おまかせ」できるもので、お風呂のお湯はりから保温、足し湯、高温足し湯、追い炊きなどが可能です。オートタイプでは、追い炊きと保温ができません。つまり、お風呂のお湯を循環させて貯水タンクの熱をもらってくる機能がないということになります。

エコキュートを選ぶときには、自分の家庭にはどのような機能が必要なのかを考えることが大切です。また、貯水タンクの容量も、慎重に選ばなくてはなりません。

というのも、エコキュートのネックの1つに「湯切れ」があるためです。基本的にエコキュートの仕事は、電気代の安い夜間にお湯を作って貯めることですが、使いすぎると貯水タンクのお湯が切れてしまい、昼中の高い電気を使ってお湯を沸かし直さなくてはなりません。しかも、お湯を作るのに時間がかかり、すぐには使うことができないのです。湯切れを防ぐためには、充分な量のお湯を貯められるタンクを選ぶことが大切ですが、大きすぎると余計なコストがかかります。そのため、家庭に適した容量のタンクを選ぶことがポイントです。

最もポピュラーな容量は家族3~5人の家庭で370リットルです。しかし、「貯水タンクの容量=使えるお湯の量」ではないことに注意しましょう。某メーカーの製品の場合、370リットルの製品では、お風呂の湯はり1回分(180リットル)+シャワー5回分+常識的な回数の洗い物や手洗い等を想定しています。これより多く使う可能性がある場合には、さらに大きめのタンクを選ぶ必要があるのです。

また、水温が高めの地域ではお湯を効率的に作れるので、4人家族でも300リットルで充分なことも珍しくありませんが、寒冷地では効率が悪くなり、460リットルほどのタンクでなくては足りない場合も出てくるでしょう。

エコキュートのメリットとデメリットはどんなこと?

エコキュートの最大のメリットは、何といっても電気料金の節約です。クリーンなエネルギーなので、地球に優しいところも魅力です。また、災害時に、タンクに貯めた水を使える点にも関心が集まっています。電気が止まっても、タンクから水を取り出せるので安心です。高い確率で大災害が起こることも予想されているだけに、エコキュートの導入を考える人が増えています。

一方、デメリットについてはどうでしょうか。意外なことに、エコキュートにしても電気代が安くならなかったという声も聞かれます。これは単純に、貯水タンクのお湯の管理が適切でなく、昼間の高い電気代でお湯を沸かしてしまっていることによるものです。湯切れがエコキュートの最大の課題なので、しっかり管理して湯切れを起こさないようにすれば問題は解決します。

このほか、使い方によっては機械が故障しやすくなることや、深夜に稼働しているときに音が出ること、貯水タンクにお湯を貯めるため飲用には向かないことなどがデメリットとして挙げられます。お風呂に入浴剤を入れて楽しむ人も多いでしょうが、入浴剤の種類によっては故障の原因になります。エコキュートの製品取扱説明書には、使うべきでない入浴剤について明記されています。入浴剤を使いたい人は一度調べておくと良いでしょう。

また、エコキュートの出す音は低周波なので遠くまで届き、その音が原因で近隣トラブルが起きたケースも報告されています。そもそも、エコキュートの設置にはある程度のスペースが必要で、設置場所が近隣の敷地に近い場合は、防音や防振対策をするなどの配慮が求められます

気になる価格はどのくらい?

エコキュートのメーカー希望価格は、給湯タイプで15万~30万円前後、フルオートで50万円前後です。しかし、実際に発生する工事費込みの料金は、2017年時点で30万~40万円程度が相場となっていて、業者によって差が大きいのが特徴です。そのため、購入前に複数の業者からきちんと見積もりをとることが何より大切なのです。

オール電化の一括見積をしているサイトも複数あるので、利用するのも1つの手でしょう。見積もりを依頼する前に、自分の家庭にはどんな機能が必要なのか、どの程度のお湯をいつ使うのかをきちんと検討しておきましょう。寒冷地や潮風が強く当たる地域では、特別仕様のエコキュートを選ぶ必要が出てくることもあります。

エコキュートを賢く使うために知っておきたいこと!

賢く知って節約しよう 賢く知って節約しよう

まずは、利用している電気料金のタイプが適切かどうか見直しましょう。エコキュートの稼働時間と電気代が安い時間を合わせることが、最も大切です。

エコキュートにピークカット機能(設定した時間に自動沸き増ししない)がついているなら、しっかり設定しておきます。季節によって、モードを使い分けるのも有効です。夏は省エネモードにして、お湯を多く使う冬になったら沸かす量を多く設定しておくと、電気を無駄なく使えて湯切れの心配もありません。

また、お風呂に「追い炊き」機能が付いている場合でも、「高温足し湯」をした方が電気代は安くなります。追い炊きをすると貯水タンクの熱を奪いにいくため、使えるタンクのお湯が減り沸き増しをしなくてはならないからです。同じ理由で、前日のお湯を沸かし直すより、再度お湯はりをした方が省エネです。

エコキュートの寿命を長持ちさせるためには、故障の原因になる入浴剤を使わないことや、長期間家を空けるときには休止モードにして貯水タンクの水抜きをすることなどを徹底しましょう。

まとめ

エコキュートを賢く選んで省エネを!

エコキュートは、仕組みを理解して賢く使えば電気代を安くするのにとても役立ちます。生活サイクルに合った電気料金のプランに切り替え、湯切れを防ぎ、電気代が高い時間に湯沸かししないのが最大のポイントです。エコキュートを導入するときは、必ず複数の業者に見積もりを出してもらいましょう。

自分のライフスタイルにあったエコキュートを選ぶとともに、使い方をしっかり学んでおくことが、省エネの実現につながるのです。

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