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床下換気口とは

温暖湿潤な日本の環境に建つ建物にとって最も重要なポイントのひとつは、換気を良くすることです。湿気の多い空気が滞留する場所は、カビや雑菌の温床となり健康に悪影響が出る場合もあります。ここでは普段の生活で見過ごされがちな「床下換気口」の意味と効果、さらにDIYでの設置が可能かどうかについて解説します。

意味:床下換気口とは

布基礎のイメージ

床下換気口とは、主に木造住宅の基礎部分に設置される換気のための開口部を指します。在来工法の木造住宅では布基礎(ぬのきそ)と呼ばれる基礎を外周部分に回します。

布基礎とは、逆T字型断面を持つ現場打ちRC造の連続した構造物です。これは外周部分を「布」の様に覆ってしまうことで基礎としての強度を保ちます。その反面、そのままでは床下の調湿が困難になるため、部分的に開口部を開けて換気を行います。

建築基準法施行令では、地盤面から45cm以上の高さに、30平方cmの大きさで、壁の長さ5メートルごとに設置することが定められています。

どんな効果がある?

床下換気口を設けると、外部の乾燥した空気が床下に流れてきます。代わりに地盤面からの湿気を含んだ空気を外部に排出するため、調湿効果が期待できます。

ただし、一般的な居住者が住宅を管理する際には、床・壁・天井・屋根などの目に見える部分に注意が向きがちで、床下換気口のメンテナンスがおろそかになりがちです。床下の換気が十分になされずに、空気の対流のない高温多湿状態が続くと、カビなどの微生物やシロアリなどの害虫の生育に適した環境となってしまいます。

そうなると、布基礎の上に設置された土台や大引(おおびき)などの横架材、またその上に乗せられる床板などの木質材には深刻な影響を与える可能性があります。特に、梅雨から晩夏にかけての時期は十分な換気が必要です。

DIYで取り付けることは可能?

床下換気口はRC基礎部分を切り欠いた「開口部」とそこに嵌めこまれたルーバー状の「部品」により構成されています。部品に関しては、ホームセンターやネットショップなどで販売されています。素材についても樹脂製、アルミ製、ステンレス製、鋳鉄製など予算に応じて入手可能です。

しかしながら、その部品を設置する開口部に関しては、建築基礎工事の一部として布基礎の打設時に一体的に作られます。リフォームの際などに新たに基礎部分を破壊して開口部を作ることはまずありません。既存のRC躯体をくり抜くことは技術的には可能ですが、基礎部分の強度低下を招きます。

このような場合には、基礎と土台の間に通気性を持つ部材を敷きこんで換気を試みる「基礎パッキン工法」などを検討すべきでしょう。

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