キッチンカウンターをフル活用!選び方や使い方まとめ

リフォームをするうえで、キッチンカウンターは非常に重要なアイテムです。毎日使用するキッチンカウンターがどのようなタイプであるかは作業効率に大きく関係してきます。また、素材やデザインなどによってはキッチンに入ったときの印象も大きく変わります。そこで、リフォームをするなら知っておきたいキッチンカウンターの特徴や選び方、活用のポイントについて詳しく紹介します。

53views | 2018年12月04日更新

CONTENTS
  1. キッチンカウンターって何?
  2. 棚のキッチンカウンターも!
  3. キッチンカウンターの素材
  4. キッチンカウンターの選び方
  5. 最適なカウンターの高さ
  6. 最適なカウンターの広さ
  7. カウンター交換にかかる費用
  8. 上手なカウンターの使い方
  9. 工夫したカウンター活用の実例集
  10. 機能的なキッチンカウンターを!

キッチンカウンターって何?

キッチンカウンターとは、その名のとおりキッチンに設置するカウンターのことです。「ワークトップ」「天板」と呼ばれることもあります。キッチンのなかでも、特に調理や下ごしらえといった作業をするために設けられているスペースを指し、多くはコンロやシンクと一続きになっているスタイルが一般的です。

キッチンカウンターは選び方次第で、キッチン全体のイメージに大きな影響を与える部分です。レイアウトによっては、キッチンに入ったときに最初に目に入りやすいスペースとなるからです。

たとえば、床やカウンター棚の扉板などは足元に近いため、視線を落とさなければ目に入りにくい場所となります。一方、キッチンカウンターは、キッチンに入って正面を向いているときに自然に視界に入りやすい場所です。

そのため、キッチンカウンターのリフォームでは、機能性とともに見た目の印象を左右する素材選びも重要となります。

シンクやコンロと一続きのカウンターシンクやコンロと一続きのカウンター

棚のキッチンカウンターも!

キッチンカウンターというとワークトップタイプが主流ですが、棚タイプのキッチンカウンターもあります。

棚タイプのキッチンカウンターとは、棚の上部の天板が硬質仕上げとなっていて、その天板で調理などの作業ができるものです。調理台代わりに使用する以外にも、便利に利用できるポイントがいくつかあります。

もともとは棚なので、キッチンで必要な調理器具や食器、調味料などの収納スペースを確保できます。

棚タイプのキッチンカウンター棚タイプのキッチンカウンター

また、置く場所に困ることがある電子レンジなどの電化製品を配置することもできます。天板の上に置くと場所をとってしまって作業の邪魔になる場合には、電化製品を棚の一部に収納できるキッチンカウンターを利用すると便利です。なかには、電化製品を置く棚段だけがスライド式となっていて、使用するときに手前に引き出せるものもあります。

棚タイプのキッチンカウンターであれば、蒸気が出るような炊飯器や電気ポットも安心して収納することが可能です。さまざまなメリットがあることから、棚タイプのキッチンカウンターは、特にキッチン自体が狭かったり収納物が多かったりする場合に便利に使用できるでしょう。

棚段がスライド式のキッチンカウンター棚段がスライド式のキッチンカウンター

キッチンカウンターの素材

キッチンカウンターの素材にはさまざまなものがあるため、それぞれの特徴をしっかりと把握しておくことが大切です。

「ステンレス」

昔から多く使用されているのがステンレスです。ステンレスは鉄を主成分としてニッケルなどを混ぜた素材で、錆びにくいという特徴があります。ステンレスが数ある素材のなかでも特に人気を集めている理由は、耐水性・耐熱性・耐久性が高いためです。

キッチンカウンターは水気のついたものを置くこともあれば、熱せられた調理器具や食器を置くこともあります。また、慌ただしい調理作業のなかで硬質な調理器具やお皿を置く際に衝撃を与えてしまうこともあるでしょう。

クリナップのステンレスワークトップクリナップのステンレスワークトップ

毎日使用するキッチンカウンターが丈夫であること、また壊れにくいことはメンテナンス費用がかからないという点でも大きな魅力となります。それらの点において、ステンレスは最適な素材といえます。ただし、ステンレスの特性上、細かな傷がつきやすいというデメリットがあることも知っておきましょう。

「人工大理石」

華やかでインテリア性の高い素材が人工大理石です。仕上がりは大理石のような見た目となっていますが、本物の大理石ではありません。人工大理石には主に2つの種類があり、アクリル系の樹脂が原料となっているものとポリエステル系の樹脂でできているものがあります。

LIXILの人工大理石ワークトップLIXILの人工大理石ワークトップ

人工大理石には耐水性・耐久性が優れているという特徴があり、ポリエステル系と比べるとアクリル系のほうが高い耐久性を誇ります。また、アクリル系に比べてポリエステル系は熱に弱いことがデメリットです。そのため、一般的にはアクリル系の人工大理石のほうが高価となっています。

「クォーツストーン」

別名「エンジニアドストーン」とも呼ばれる素材が、人工大理石の一種であるクォーツストーンです。砕いた水晶を93%以上の比率で人工の素材に混合して固めたものです。

クォーツストーンは、硬度が高いため傷がつきにくいという特徴があります。また、ずっしりとした天然石特有の存在感があり、高級感のある風合いも魅力です。ただし、人工大理石と比べると価格は高い傾向となっています。

タカラスタンダードのクォーツストーンワークトップタカラスタンダードのクォーツストーンワークトップ

「タイル」

海外のキッチンをイメージさせるような素材がタイルです。カラーバリエーションが豊富で、組み合わせ次第でさまざまなデザインに仕上げることができます。自分の好きなカラーでそろえる方法もあれば、あえて異なった複数のカラータイルを混ぜてモザイク柄にするのもいいでしょう。タイルを上手に使えば個性的なキッチンに仕上げることができます。また、耐水性・耐熱性があるという点もメリットです。

タイルワークトップ(イメージ)タイルワークトップ(イメージ)

ただし、タイル自体は掃除がしやすくなっているものの、タイル同士の継ぎ目が黒ずみやすくお手入れが大変であるといったデメリットがあります。リフォームをする際には、1枚ずつ貼りつける作業が必要となるため施工時間を要し、そのぶん作業コストがかかりやすいということも覚えておきましょう。

「天然石」

自然な風合いを求めるなら天然石が適しています。自然な質感があり、天然であるがゆえのオンリーワンの模様を楽しむことができるのも魅力です。

天然石ワークトップ(イメージ)天然石ワークトップ(イメージ)

ただし、天然石を使用してキッチンカウンターを設置する場合、特に施工時の防水対策が重要となります。石の継ぎ目にきちんと防水対策を施しておかないと、水が床に染みてしまうことがあるからです。また、輸入品が多いことから値段は高いのが一般的です。重量のある石を運ぶ際にかかる運搬費がかさみやすいことが、高額になりやすい理由となっています。

「セラミック」

LIXILのセラミックワークトップLIXILのセラミックワークトップ

特に耐熱性が優れている素材がセラミックです。調理後の熱くなった鍋やフライパンを直接置いても、変色したり変質したりしないほど熱に強い素材となっています。また、表面が硬く傷がつきにくい、水が染み込みにくい点も、調理する際の利便性の高さが評価される理由です。

「メラミン」

最後に紹介する素材が、メラミンです。メラミン樹脂を使って固めた板を合板などに熱を加えて貼りつけた素材です。

熱にも水にも強いクチーナのメラミンワークトップ熱にも水にも強いクチーナのメラミンワークトップ

豊富なデザインから選べることと、比較的安価に設置できる点が魅力です。継ぎ目がないことから防水性が高く、掃除が楽である反面、熱に弱いものが多いというデメリットがあります。

キッチンカウンターの選び方

後悔しないキッチンカウンターを選ぶためには、つぎの5つのポイントをチェックしておくと安心です。

1.「衛生面で問題がないかという点」
食品を扱うところなので、衛生的な環境を保ちやすい素材を選ぶことが重要となります。特に、キッチンは火や熱を使用することで高温になりやすく、水を使用することで湿度が高くなりやすい場所です。高温多湿な環境は細菌の繁殖を促し、食中毒や感染症のリスクを高めます。このため、水はけのよいものやお手入れがしやすいものなど、衛生面で安全な素材を選ぶことが大切です。

2.「メンテナンスがしやすいかという点」
キッチンでは色素が強いカレー粉や醤油などの調味料を使用する機会も少なくありません。このような調味料は一度こぼすと色が残りやすいため、汚れを落とすのに苦労することになります。しかし、水分をはじきやすい素材や汚れにくい素材、汚れがついても落としやすい素材を最初から選んでおけば、日々のお手入れの負担を軽くすることができます。

3.「傷や衝撃に強いか」
毎日の使用のなかで調理器具などの重いものを落としてしまうこともありますが、傷がつきにくく衝撃に耐えられるものであれば安心して使うことができます。また、傷がつきやすい素材だと傷口に汚れがたまりやすくなります。不衛生な環境をつくらないようにするためにも、強度の高いキッチンカウンターは魅力となります。

4.「耐熱性」
高温のお湯をこぼしてしまったり、熱くなっている調理器具を置いてしまったりしても、変色・変質することのない素材を選ぶようにしましょう。当然、燃えない素材であることは基本です。

5.「インテリアとしておしゃれかという点」
機能性が高く便利に使用できることは、毎日のキッチン作業を効率的に行うために重要なポイントとなります。ただし、毎日過ごすところだからこそ、実用性だけではなく気持ちよく過ごすことができる空間づくりも大切です。

来客からも目につきやすい間取りとなっている場合には、家全体のインテリアの一部としてバランスのとれた雰囲気にしておくことも欠かせないポイントとなります。

インテリア性のあるキッチンインテリア性のあるキッチン

最適なカウンターの高さ

キッチンカウンターのリフォームでは、カウンターの高さにも注意が必要です。カウンターの高さは、使用する人に対して高すぎても低すぎてもいけません。姿勢に負担をかけてしまい使いにくいからです。

キッチンカウンターの高さを最適なものにするためには

身長÷2+2.5cm

が目安です。たとえば、身長が160cmの人がメインで使用するのであれば

160÷2+2.5cm=82.5cm

の高さがベストとなります。

また、対面式のキッチンでは立ち上がりが設けられているケースが多く見られます。立ち上がりとは、キッチンカウンター前方に段差を付けることにより手元のシンクなどを見えなくするデザインです。立ち上がり部分の高さは、25cm程度の高さにすることが一般的です。圧迫感を感じさせずに、なおかつ使い勝手がいいのがこの高さだからです。

キッチンからダイニング側のカウンターに物を運ぶとき、立ち上がりの上から物の受け渡しをすることもありますが、25cm程度だと受け渡しが楽にできます。ただし、立ち上がり自体を設けずフラットにする場合もあれば、高めに設置する場合もあります。立ち上がりを高くとれば、カウンタートップとの間に収納スペースを設けることも可能です。

高さ次第で、全体の見た目も使い勝手も変わってくるため、慎重に決めるようにしましょう。

最適なカウンターの広さ

キッチンカウンターの広さは、そのまま作業できるスペースの大きさとなります。一般的な使用を踏まえたうえで考えられている標準の奥行きは65cmです。一番奥まで手を伸ばす際にも不便がなく、余裕をもって作業できる広さとなります。ただし、対面キッチンとしてダイニング側にカウンターを設ける場合にはプラス30cm程度あったほうが便利です。

壁付け型のキッチンカウンターであれば、調理などの作業だけを考慮した奥行きでも不足はありませんが、対面式の場合にはダイニングやリビングなどつながりのあるほかの部屋との兼ね合いも考慮しなければいけません。立ち上がりを設けない代わりにダイニングやリビングからカウンターとして使用したい場合などであれば、30cmくらい奥行きを広くすると使いやすくなります。

さらに、間口は215~255cm程度が理想です。間口が狭いと作業がしにくくなり、広すぎると無駄な動きを要して不便に感じます。シンクやコンロの設置スペースに加えて、メインの作業スペースに60cm以上、ほかの使用スペースとして30cm以上確保して算出すると、間口の最適な寸法は215~255cm程度となるのです。

カウンター交換にかかる費用

キッチンのタイプには、大きく2つの種類があります。

1.「セクショナルキッチン」
シンク台とコンロ台が分かれている従来型の従来型のセクショナルキッチンで、ユニットキッチンとも呼ばれます。シンク台は、シンクと調理スペースが一体となっているため、キッチンカウンターとして交換することはできません。新しくしたい場合には、シンク台をまるごと交換することになります。

コンロ台には手をつけず、シンク台を交換するだけであれば費用は5万円程度となるのが一般的です。

2.「システムキッチン」
シンク・コンロ・キャビネットが連結しているか、シンクを別途取り付けて設置します。一体型となっているタイプであれば、素材によって異なるものの、リフォーム費用の目安は20~30万円程度となります。

上手なカウンターの使い方

キッチンカウンターを上手く使うために押さえておきたいポイントを紹介します。

1.「調理や食事などのあとには、道具や食材を出しっぱなしにしてはいけない」
何も使用していないスペースがあると、つい物を置いてしまう人がいます。しかし、出しっぱなしにすると、見た目が悪くなるだけでなく、いざ調理をしようと思ったときに調理スペースが狭くなることで作業効率が落ちてしまいます。

効率性を高めたいなら、収納にも気を配る必要があります。調理器具や食器は必要なときにすぐ取り出せるよう、出し入れしやすい場所に置いておくことが大切です。空いているところに適当に片づけてしまうのではなく、作業動線を考慮して収納場所を決めるようにしましょう。

2.「手入れの際にはクレンザーや金属タワシでこすらない」
キッチンの汚れには簡単に落としにくいものもありますが、傷がつきやすい素材のものを強くこすると傷ができてしまいます。傷の部分に水が入り込み、雑菌が繁殖すると不衛生となるばかりか、劣化の原因につながることもあるため注意が必要です。そもそも、雑菌の繁殖を促すような水滴や汚れはそのまま放置せずに、気づいたらすぐに処理しておくようにしましょう。

ポイントを押さえたお手入れやちょっとした気遣いを持つことで、快適にキッチンカウンターを利用できるようになります。

工夫したカウンター活用の実例集

キッチンカウンターは、工夫をすることで快適に利用できるようになります。

「デッドスペースの活用」
カウンター横に掃除用品を吊るす方法は、せっかくのデッドスペースを無駄にしない活用法です。気軽に掃除用品を手にすることができるため、ちょっとした汚れもこまめにお手入れする習慣がつきます。

「デコレーションスペースとして活用」
お気に入りの写真やポストカードを入れたフォトフレーム、花や小物のコレクションなどを置くだけでも、キッチンの雰囲気がガラッと変わることがあります。

好きなものを飾るだけで雰囲気がかわります好きなものを飾るだけで雰囲気がかわります

「ファイルボックスを並べ、各ファイルボックスにお菓子などを入れておく」
ファイルボックスは、クリアタイプではなく色つきのものを選び、キッチンカウンターとのバランスも考えて色選びをします。キッチンのイメージに合わないようなパッケージに入ったお菓子でも、ファイルボックスに収めてしまうと違和感なく収納できます。

機能的なキッチンカウンターを!

キッチンカウンターをリフォームするときには、素材やデザインにこだわって選ぶことが重要です。

選び方次第で、使い勝手や日常のお手入れの手間が大きく変わってきます。また、収納もきちんと行い、効率的に作業できるように工夫することも大切です。

キッチンカウンターの特徴をしっかりと把握したうえで自分に合ったものを選び、機能的なキッチンカウンターにしていきましょう。

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